黒崎祇園山笠(福岡県指定無形民俗文化財)
黒崎祇園山笠は、慶長10年(1605年)から行われている
岡田宮・春日神社・一宮神社の夏祭りです。
毎年7月になると黒崎の町内では山笠を各神社に奉納して、
地域の無病息災・悪疫退散を祈ります。
7月中旬から順次御汐井取り神事が行われ、
山笠の原型ともいわれる「笹山笠」を神社に奉納します。
7月20日から23日までは煌びやかな「飾山笠」が奉納され、
各神社の御神幸の供奉や前夜祭・街中巡幸・解散式が行われ、
黒崎の街が多くの人で賑わいます。
黒崎祇園山笠は別に「喧嘩山笠」とも言われ、
車輪を軸に山笠が曳き廻される様は見る者の血を沸かせる勇壮なものです。
祭りを盛り上げる囃子には、大太鼓・小太鼓・鉦・法螺貝が使われ、
その独特の調子は、関ヶ原の合戦で黒田長政勢が打ち鳴らした
陣太鼓の調子が取り入れられていると伝えられています。
昭和43年(1968年)2月3日に笹山笠が福岡県指定無形文化財に指定され、
昭和51年(1976年)4月24日には福岡県指定無形民俗文化財に指定されました。
市内はもとより県内各地より多くの人が集まる北九州市最大級の祭りの一つです。
福岡県北九州市八幡西区岡田町1-1
神武東征の宮 岡田神社 (岡田宮)
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